魚種別攻略講座

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番外編:手長エビと遊ぼ!

たまには川遊びも面白いぞ
テナガエビってご存じですか?食感がよくてとても美味しいエビなのですが「簡単に釣れるよ」と読者の土谷さんが、レポートをしたためてくれたので、早速皆さんにご報告します。私の地方にはいない?ようなのですが、決して特殊なエビではないので、皆さんも一度挑戦してみて下さい。奥さんには喜ばれますよ。ずいぶん昔になりますが、南海の孤島を舞台にしたアウトドア番組で、レポーターが天ぷらナベ片手にこれを釣っていたときは、さすがによだれが出た記憶があります。では以下、ほぼ原文のまま。

まだ自然が残ってたね

手長エビの生態

  1. 本州以南の河川の流れのゆるい下流域や湖沼などに広く分布。5月に入ると脱皮を終え、産卵のため浅場に乗っ込んできます。
  2. このころから梅雨の終盤までが旬で、釣りも最盛期。盛夏になると暑さを避けるためか、深みに移動します。
  3. 体長10cmぐらいまで成長します(雄は手が長く全長20cmオーバーになる)。夜行性ですが昼間でも充分釣れます。皆さんのお宅の近くの川にも、ひょっとしたらいるかもしれませんね♪

ポイント
捨て石の周りなど障害物の底近く。上げのときには驚くほど岸近くに来ます。

仕掛け
四つ手網で捕られる方もいますが、ぜひ釣ってみましょう。引き味がなんとも癖になる魅力のある釣りです。竿は2m前後ののべ竿がよいでしょう。道糸〜ハリス0.8号程度、小型玉ウキ、板オモリ、鈎はエビ鈎1号か2号。大きい鈎だとバラシが多いように思います。餌はきじ、あかむし、さしなど。死んだ青イソメで釣ったこともあります。

釣り方
鈎がかなり小さいので餌つけに神経を使います。たらしは無い方が掛かりが良いです。底すれすれに餌が流れるようにタナを取れば理想です。ミャク釣りでもOKです。竿を3本ほど扇型に出す方が多いですが、私は1本で常にあたりを伺います。餌を手でつかんでから捕食しているようなので、アタリ即合わせでは、ばらします。アタリがあったらそっと道糸を張ります。すると吸い込むように逃げ出します。引きを充分楽しみながらゆっくりと上げてください。餌を口に入れているか、足に掛かっていれば、ばらすことはありません。釣り場にもよりますが、網は必要ありません。半日で50匹ほど釣れます。竿を何本も出す方は数時間で100匹釣るようです。

釣り場
私のよく行く釣り場は江戸川(12kmほど上流)です。詳細は私のHPシーバスクラブ内でわかります。埼玉、千葉、東京の2県都境あたりです。車は目の前まで入れます。自宅から車で5分、自転車で5分、歩いても10分ぐらいでしょう。ここは橋の下で階段状の敷石があり、岸から20cm、しかも水深10cmのところで入れ食いになることもあります。前述の生態にもあるように、8月になるとそろそろテナガエビ釣り終盤です。テナガエビにかわりハゼ釣りのシーズンが近くなりました。現在8月初旬ではハゼはまだ10cmもありませんが、9月になればかなりサイズアップして楽しませてくれることでしょう。またここは、鯉、へら鮒、鰻釣りの方の多い釣り場です。※写真のベテラン釣り師は土谷2世(^▽^)

実はここでハゼ釣りをしているとき、たまに外道で25cmほどのセイゴが掛かるときがあります。現在のスズキ釣りにはまった源が、この江戸川なんですね。セイゴを追ってどんどん川を下っていったら海に着いてしまった。海釣り道場CUPに投稿したものは皆、江戸川の支流の河口(浦安)で釣ったものなんです。そして私の勤務地は浦安。その釣り場まで車で10分。スズキは勤勉なサラリーマンと海釣り道場さんは書いておられました。私も朝、川を下り、夜、川を上る、スズキと同じ生活をしています。テナガからそれました。この話はまた後日…

料理
よく洗い、片栗粉を軽く付け揚げます。塩を振りそのまま食べても良し、チリソースがけは大変美味しく、お薦めです。大型は炭火で醤油の付け焼きが良いそうですが、まだ試していません。中華料理や居酒屋の食材として用いられることもあるようです。

飼育
私は飼育してませんが、知り合いにテナガエビを飼育されている方がいらっしゃいます。独りフィッシング倶楽部のか〜ちすさんです。貴重な飼育写真を提供していただきました。身近な川で、こうした釣りができるのは楽しいことですね。テナガエビの話題で盛り上がることは、私たちの望むところです。

今回の記事制作に当たっては、シーバスクラブの土谷さん、独りフィッシング倶楽部のか〜ちすさんより、原稿・写真のご提供を受けました。