初めての釣具選び

初めての釣具

始めての釣り小物選び

釣果を左右するという意味では、小物は仕掛に直結しているだけに竿やリールよりも大事です。釣師の腕とセンスの見せ所かも知れません。 さすがにベテランは長い経験からそつのない選択をしていますが、さて初心者はどんなところに気を使えばいいのでしょうか。

必ず必要な小物たち

ペンチ
大工仕事と違って頑丈さはあまり必要でないので、軽量で手に読む馴染むものがいいでしょう。鈎外し、オモリ外しに使うことが一番多いので、先が少し曲がったものが使いやすいです。海では金属はすぐ錆びますので、ステンレス製を選ぶこと。釣り用と銘打ってハサミと兼用になったものがありますが、案外使いにくいものです。シンプルなものを…。ルアー用はお勧めしません。やはり用途が違うのです。

ハサミ
あまり安いものはすぐ切れなくなります。カバーの付いたものは屋外では使いにくいため、スライド式が便利でいいでしょう。爪切りタイプのものもあります。胸からぶら下げておくのでしたら小型軽量ですので、おすすめ。ちなみに笑魚は、ハサミと爪切り型の両方を釣り場に持っていきます。用途によって使い分けていることと、万一ハサミを落とすととても困ることになるので、予備を兼ねています。安いものですから、この方法をお勧め。

餌箱
虫餌を入れるのに必要です。もちろんオキアミなども入れられます。餌屋さんで入れてくれるパックのままでもいいのですが、風が強くなると餌ごと飛んでしまうことがありますし、夏の直射日光や、冬の乾燥した冷たい風が当たると、餌が昇天してしまいます。

プラ製など色々なものが市販されていますが、笑魚の一押しはどんな釣具餌屋にも売っているなんの変哲もない木の餌箱です。重量がそこそこあるので風に強いですし、程良い通気性、高い断熱性があり、活き餌の保存に優れます。大小ありますが、大きい方が餌がぎゅう詰めにならずいいでしょう。長く使っているとさすがに傷んできますが、安いので消耗品と考えてください。餌屋さんで「これに入れて」と渡すと、ちゃんと自分専用の餌箱に餌を入れてくれます。パックから入れ替えもしなくていいですし、釣り場でゴミも出ません。

タオル
道具ではありませんが、これも釣り場の必需品です。 魚をつかんだり、手を拭いたりするのに必要ですから、最低2本は用意しましょう。普通のフェースタオルではなく、少し小さいハンドタオルがかさばらなくて使いやすいでしょう。水をよく吸うちょっと厚手のものを選んでください。

あれば便利♪ あれば嬉しい用具

ピンオンリール
巻き取り式の紐が付いた小さなリールで、ハサミなどを胸からぶら下げておくのに使います。安全ピン式と引っ掛け式があります。安全ピン式は服に傷が付きますし防水着でしたら、穴が空いてしまいますので、釣り用のベストが必要です。引っ掛け式は引っ掛けるためのポケットか、金具が付いた服が必要です。いずれにしても着る服をよく考えて購入してください。

魚掴み
ハサミの形をした魚ばさみで、そこそこの魚なら掴めます。アイゴなど毒ヒレを持つ魚を掴むのには安全な優れもの。もちろん普通の魚も掴めますので、チヌのようにヒレで怪我をしやすい魚を持つのに重宝します。魚を締める時、これで掴むと魚はジタバタしませんので、とてもナイフが使いやすくなる賢い使い方です。

ナイフ
魚を締めるための用具です。チヌやスズキでしたら確実に味が違います。高級品は高いのですが、やはり切れ味が違います。魚の鱗は非常に固いため、いい刃物が必要です。買うなら趣味も兼ねていいものを選んでください。こだわるようでしたら、錆びないステンレス製よりも研いで使える鋼製をお勧めします。中級品以上でしたら、シースと呼ばれる携帯用の皮ケースが付いています。安いカッターナイフのようなものもありますが切れ味が悪いですし、ホールドしずらく手を滑らしたりすると却って危険ですのでお勧めできません。

鈎外し
初心者は魚に鈎を呑み込まれるため、確かにあればいいのですが、市販の鈎外しは使い勝手が悪く、かなり慣れが必要なのです。ですから私はペンチで外すことをお勧めします。初心者でしたらまずその方が速いはずです。笑魚は、あるメーカーの抜群にいい鈎外しを、改造して小物釣りに使っています。GOSEN製のもので、キスやハゼ釣りにはとても便利です。皆さんもいい鈎外しを探して下さい(^^)b

仕掛に必要な小物 ウキ釣り/探り釣り/ブッコミ釣り

鈎/ハリス
はじめは予め鈎に糸が結ばれている市販仕掛けを使いましょう。どの商品にするかは、釣り方釣り場で変わりますから店員さんに相談してください。もっと釣りに親しみ、鈎に糸が結べるようになってから、好みの鈎やハリスを買えばいいのです。練習してでも自分で作りたいという剛の人は、仕掛け作りの章を参考にして下さい(^^;) 費用的にはやはり安く上がります。3割ぐらいかな?

道糸
リールに巻く糸のことです。ナイロン製が主流です。色々な種類、素材のものが売られています。どのメーカーの製品も一定以上の品質を持っていますので、初めのうちは雰囲気で購入しても間違いはありません。ただこだわるのでしたら、ウキ釣り専用、投げ専用、落し込み専用などありますので、自分の釣りに適したものを買えばいいでしょう。とりあえずフロロカーボン製道糸は初心者にはお勧めできません。ちょっとクセがあります。

肝心なことは、こと糸に関する限り高級品を長く使うよりも、バーゲン品でもしょっちゅう巻き換えることが大事です。釣果に影響します。リールに合わせて糸を決めるのではなく、糸に合わせてリールサイズを決めるのです。初心者で波止でしたら、まずは3号を150m巻けるリールサイズが万能です。

ウキ
仕掛を流したり、アタリを取ったりする大変重要な役割をもつパーツです。オモリと組み合わせて使います。用途に応じて選ぶことになりますが、波止で小物釣りならばいわゆるチヌウキと呼ばれるものが使いやすいでしょう。初心者でしたらトラブルの少ない自立式を選んでください。自立式とは中にオモリが仕込まれていて見かけより重いずっしりしたウキのことです。分からなければ店員さんに相談しましょう。

小ぶりで重たいものを選ぶのがコツです。大は小を兼ねません。初めのうちは細くて長い感度重視のものより扱いやすいはずです。ウキには組み合わせるオモリによって種類があります。ウキに付けるオモリは水深などで使い分ける必要があります。波止で使いやすいオモリ負荷は3B〜2号位です。オモリ負荷はよく行く釣り場の水深に合わせるといいのですが、初めは分からないと思うので、5B(水深5m程度まで)と1号(水深10m程度まで)を購入すればまず間に合うでしょう。

好みがあるので特にお勧めは書かないことにします。分からない内は細身で、なおかつどっしりした重みを感じるようなものを選んで下さい。予算の許す範囲で高級品を購入しましょう。塗装がいいので長持ちしますし、オモリ負荷も正確です。

ガン玉
仕掛につけるとても小さいオモリには、割シズとかカミシズと呼ばれる米粒状のものと、ガン玉と呼ばれる球状のものがあります。現在は丸いガン玉が主流です。ガン玉の小さいものを特にジンタンと云うこともあります。特徴としては黒くて柔らかく糸に挟み付けやすいことと、重量精度が高く種類が豊富なことです。

重さは軽いものからG7〜8B位までが売られています。色々な種類がありますが、初めてでしたら6種類ほどケースに入ったものが安価に売られています。とりあえずこれで使い方を覚えましょう。よく使う目安としてはG2から3B位です。バラで買うのでしたら、ヨーヅリのやわらかオモリがお勧め。とても柔らかく糸を傷つけません。形状の精度も高いようです。

オモリ
とりあえず中通しオモリとナス型オモリの2種類を準備してください。中通しオモリはその名のごとく、オモリの中心に道糸が通るように穴が開けられています。丸い丸形オモリとナツメ型のナツメオモリの二種があります。どちらでもいいのですが、2号までは丸形オモリ、それ以上はナツメオモリがいいでしょう。

波止でよく使う重さとしては、ウキ釣りで0.5/1/2号位です。これに探り、ブッコミ用の3/5/8号位があればいいでしょう。ナス型オモリは、サビキ仕掛けや胴付き仕掛の先に付けて使います。船釣りでは重い六角オモリが使われますが、波止では2/3/5/10号位があれば用が足りるはずです。中通しオモリには少し高いですが、中にゴムが入っているゴム付きオモリがあります。糸に傷が付かない優れものです。

サルカン
ヨリモドシとかスイベルともいいます。道糸とハリス、仕掛と道糸を連結するのに使います。これに糸を結ぶのだけは覚えてね。サルカンにはたくさんのサイズがあります。波止では糸が細く対象魚も手頃サイズですから、小さいものを選ぶようにしましょう。おすすめはヨーヅリのローリングサルカンです。とても強く錆びません。波止で使いやすいサイズはローリングサルカンの場合は8号ぐらいです(※種類により同じサイズでも呼称に違いあり、注意)。

ウキ止めゴム
下部に環のないウキを止めたり、からみ止めを作ったりするのに用います。2種類位のサイズが市販されていると思いますが、小さいサイズでいいでしょう。ウレタンゴム製がカラフルで視認しやすく耐久力があり、お勧め。

ウキ止糸
道糸に巻き付けてウキの移動を制御します。ベテランは道糸を切って使ったりしますが、初心者には便利な既製品があります。糸をうまく結べるようになるまでは、それを使いましょう。ゴム製だけはやめましょう。ガイドに引っ掛かってとても使いにくいのです。綿糸製か毛糸製のものがありますので、それを購入してください。

小物ケース
細かいパーツが仕分けできる、フタ付き小物ケースが売られています。釣り専用でなくてもホームセンターで売っている安いものでも充分。ただしフタがしっかりしたものを(外れて中身を無くすと釣りが継続不能)!ポケットに入るサイズが便利です。ぶら下げなくてはいけない工具箱風のものはいかにも初心者風で…ダサイ(^o^)

★ナルホドと思った人は、買い物に行くときこのページをプリントしていくこと(^^)b