釣りのタックル研究室

全国釣り場巡り

富山・万葉埠頭

富山ええとこナンバーワン!
富山といえば全国都道府県でもナンバーワンの多い県として知られています。ちょっと上げただけでも、豊かさ住みよさの「住む」4年連続1位(経済企画庁調査)、住宅延べ床面積、持ち家率、道路整備率、火災低発生率、高校進学率などがありますし、文化自然の分野でも、植生自然度、ライチョウ生息数、滝落差日本一、洞窟住居跡日本最大、世界最古の岩石、日本最古の氷、獅子舞伝承数日本一などがあります。また水が清純豊富であることも有名。豊かで安全、暮らしよいことに加え、太古の自然が色濃く残る地方だということがよく分ります。うらやましい〜。

万葉の海

みなと風 寒く吹くらし 奈呉の江に 妻呼び交し 鶴さはに鳴く

立山連峰と富山湾に挟まれた越中富山は、万葉の詩人大伴家持が国司として着任し、数々の歌を詠んだことでも有名です。海辺を詠んだ歌も多くあります。河口に冷たい風が吹いているらしい〜奈呉の江で鶴が連れ合いを呼んでいる、というほどの意の歌。陽が落ちても帰ってこない釣り師を待つ家でも、奥さんが窓の外を見上げて「凍えていないかしら」と心配しているのではないでしょうか。それとも「じゃまじゃま〜帰って来なくても結構」かな(笑)

伏木富山港一口ガイド
伏木富山港は今から約1200年も前、万葉の文化が花開いた頃から、日本海屈指の要港として知られていました。江戸時代は北前船の基地で栄え、近年は富山県のみならず、広く中部経済圏を支える重要な港として活躍しているよ。港は伏木地区、新湊地区、富山地区とそれぞれ3つの地区に分かれており、東西20km間に位置する一大物流拠点を形成。すごく大きい港なのね。

北前船のみなと富山港
富山平野を北流する神通川の旧河口を整備してできたのが富山港。ふか〜い海底峡谷「あいがめ」が大型船の入港を円滑にし、神通川からの漂砂が流入しない良港だそうです。古くは東岩瀬港と呼ばれて、江戸時代から海の行商を商う港町として栄えてきました。有名な「越中富山の薬売り」もこの地で活躍したそうです。町中には今でも薬売りの暖簾を掲げる店や、回船問屋の屋敷跡が残されており、往時の繁栄を偲ばせています。

弁財天が見下ろす富山新港
伏木港と富山港の間に位置する富山新港は、昭和43年にできた最も新しい港。浚渫土砂を活用して作った430haの工業用地には、アルミ関連産業を中心に臨海工業地帯を形成しています。日本海側有数の5万t級岸壁、1万5千t級舶船6隻を係留できる岸壁があります。多目的国際ターミナルの整備も進行中で、いまでは伏木富山港の中核港湾です。

富山新港には海の貴婦人、太平洋の白鳥と称えられた大型帆船「海王丸」もいます。平成4年から西埋立地に恒久展示されており、周辺は「海王丸パーク」として整備され、毎月1回海王丸の総帆展帆を披露するほか、夜間のイルミネーションも人気を集め、新しいベイエリアスポットとして市民に親しまれています。水辺の町ですねぇ。

万葉のふるさと伏木港
一番西に位置するのが、小矢部川の河口部に拡がる高岡市の伏木港です。1663年に幕府の指定港となって以来、沿岸交易の要港として栄え、大正から昭和にかけて大改修が行われました。現在では、ロシアの各都市と結ぶ貨物や旅客船の定期航路もあり、国際港湾都市として発展を続けています。一方、高岡市は万葉の詩情あふれる文化都市を目指し、大伴家持ゆかりの地として「万葉のふるさと」づくりを進めています。「高岡市万葉博物館」は映像と音で構成された展示が人気を集め、万葉研究のメッカとしても有名です。

港内には親水公園や展望台などの施設が整備され、美しい海辺を誇っています。運河の活用や、日本海ミュージアム建設など、魅力あるウォーターフロントの整備を進めていますから、今後ともこの地区からは目が離せられません。近くには日本百渚として名高い景勝「雨晴海岸」が美しい四季の風情を佇ませています。※日本埋立浚渫協会様の資料より一部拝借

万葉埠頭はいかが

数ある伏木富山港のポイントの中から、地元のtoshyさんお薦め「伏木港万葉埠頭」を紹介しましょう。なんといっても名前が可愛い♪ 

B級笑魚の分析
河口に位置するからか、ケーソンを除くと流砂で水深が浅いようです。突き出した波止周りはテトラが入っているので、魚種が豊富で魚影に期待が持てるでしょう。潮が甘いところですからチヌ、スズキは濃いでしょうね。せり出した水深のある一文字を攻めたくなりますが、むしろ回遊魚の餌場になる河口よりの浅場を、マズメから夜釣りで狙ってみる方が面白い気がします。トイレがあるので、ファミリーにも安心。

氷見漁港もおすすめ
伏木港から北上すると上庄川河口に氷見漁港があります。夏はキス釣り、河口ではヒラメ・カレイ釣り、夏から秋にかけてはハゼ、漁港内で秋のサヨリと釣りものは、とっても豊富。赤灯台で、クロダイ・サヨリ・キジハタ・ワタリガニ。テトラでメバル・ソイの穴釣りなど、多彩な釣りが楽しめる釣り場です。港内はパーキング、トイレ、魚市場、海鮮館、釣り桟橋があり、家族連れにピッタリ。

クボ釣り具センターさんより資料参照。
ご当地での釣り具とエサはクボ釣り具センター

地・域・の・気・象
気象
風向は夏季が北北東で他は南西が多い。冬季の季節風は能登半島でにより弱められ、強風は西南西から南南西が多い。
海象 北東の風が強く吹くとうねりが港内に侵入する。また天気の良い穏やかな日に突然「寄せ回り波」といわれる特異な波浪が発生することがあり、毎年何人かの釣り人が遭難している。冬場の海岸線には注意!

toshyさんの富山湾情報 11.2001

おすすめガイド
富山県は西・東地区に分けられ、私はもっぱら西地区へ釣行しております。3大釣り場としましては…氷見の氷見漁港、高岡の万葉埠頭、新湊の新湊新港がメジャーでしょう。

どこの釣り場も足元はテトラなどの岩礁帯、ちょい投げで砂地になり魚影は濃く、種類も豊富です。水深は万葉埠頭が一番あり、大物ゲットもよくあるようです。チヌに関してはテトラ帯からの前打ち・浮きフカセ・紀州釣りが盛んなようです。

春は チヌ・カレイ・メバル・ハゼ・ガッチョ・アイナメ
夏は チヌ・キス・キジハタ・ヒラメ
秋は チヌ・サヨリ・キジハタ・ヒラメ・メバル・ソイ・ハゼ・小鯛・カワハギ
冬は チヌ・カレイ・メバル・ソイ・アイナメ・タナゴ

が主な釣り魚です。スズキは河口にて年中狙えるそうです。秋は対象魚が多くなって迷ってしまいますね!また夕方になるとエギングが盛んで、アオリイカを一人で7〜10杯かける人もざらにおられるようです。港内ではファミリーでのアジのさびき釣りが盛んで、休日などはいっぱいになるときもあります。

―ありがとう、toshyさん♪―