釣りのタックル研究室

全国釣り場巡り

若狭・音海

壮観!音海断崖
若狭の海の名勝といえば、観光船が出ている小浜の蘇洞門などが有名ですが、ここ音海の海から見た海岸線の景観は素晴らしいの一語です。太古悠久の時を感じさせる奇勝です。船で見るか、遊歩道で岬の頂上にすたこら上る方法しかアプローチできませんので、音海の波止で釣りをなさる方もご存じないかも知れません。笑魚とちゃりこがよく通った磯釣り場です。舞鶴田井の馬立島から毛島に至る日本海らしい穏やかなパノラマも素晴らしいですが、音海断崖の足元で竿を出す気分は格別です。

音海断崖一口ガイド
若狭湾西部に突出した内浦半島突端の今戸鼻から押回鼻への約2kmにわたる大断崖。巨大な断崖と隆起海食台は日本海における荒波の侵食作用の激しさを物語っており、教育的にも貴重。大立の壁では高さが260mに及び県名勝に指定されている。4月下旬には山桜、秋には紅葉が美しい。

近年アオリイカでメジャーに…

音海は日本海では珍しく、冬場でも竿の出せる磯釣り場として、以前から一部の磯釣りファンには人気がありました。波止釣りも、外海の影響を受け、潮通しの抜群にいい大波止や、風裏になる波止、湾内のアコウの探り釣りや、マダイの投げ釣りポイントが各所にあり、意外性のある大物場として、密かに通う京阪神のファンがいました。笑魚がよく通った頃は、うららかで田舎らしい風景の波止でしたが、近年高速道が整備されたことに加え、例のアオリイカフィーバーでどっと人が繰り出すようになり、最近では休日になると竿が林立しています。お陰で駐車場が有料になったりしましたが、都市近郊の波止と違い魚の補充が効くのか、まだまだ魚影は濃いようです。

アクセス
舞鶴自動車道舞鶴東インターを降りて、27号線を西に走ると高浜原発の看板(日置交差点)が見えますので、そこを左折して10分ばかり行くと、行き止まりが音海の大波止です。

ポイントの説明
内浦半島は四方ポイントです。冬場でも風裏になりますので、よほどの天候にならない限り、釣り人の姿は絶えません。音海断崖側には道が整備されていませんので、渡船利用となります。ここでは、波止釣り以外の釣り場も含めてご紹介しましょう。上のポイント図と照らし合わせて読んでください。

  1. 通称大波止
    年中なにかしらの五目釣りができます。潮通しが抜群で水深もたっぷりあり、波止ではあまりお目に掛からないヒラマサ、シイラ、シオやマダイが回ることもあります。釣り座の低い内向きではファミリーが陣取っていますから、落ち着いてチヌ釣りというのは無理かも(笑)時々紀州釣りや筏スタイルでやっているベテランを見かけることもあります。外向きはグレが面白いと思います。ウキフカセでやって下さい。30cmちょっとまでなら、数が出ます。付け根のテトラも面白い。フットワークのいい方なら、根魚を探ってもいいですし、グレも狙えます。あまり人が上がっているのを見たことがないので、釣り荒れていないかも知れません。ここでは昔、正体不明の根魚に愛竿をへし折られた辛い記憶があります(笑)

    アオリイカなら混み合う大波止でなくても、手前の駐車場辺りからのんびりやれます。初秋からの月夜ならバッチリ、昼間でも曇りならOK。シーズンになるとそこらがイカ墨だらけ〜みんな好きねぇ。大波止に至るまでの道沿いは、水深が浅く底には石がびっしり、藻もそこそこあるので、メバルの夜釣りも面白いと思います。ここらでエビまきをやったら爆釣するでしょうね。WC有。

  2. 通称小学校裏
    風裏になるので北西風の強いときでも、何とか釣りになります。ここら辺一体は水深が浅く藻場になっていますので、イカのいい孵化場になっているようで、アオリイカファンが多い(しかいない)所です。波止から沖向きでもやれますが、波止内部の浅場にイカが入ってくるときもあります。ベテランの挙動を見て判断しましょう。波止の先端からはカレイも狙えます。右手南方向を狙って、遠投で攻めてみて下さい。波止の北側には小さな入り江があり、ここの砂浜からキスを狙ってキャストしている人も時々いますが、時期によっては藻が多くなりますから、釣りづらいですね。

  3. 内浦漁協前の波止
    小さな波止です。昔はサビキ釣りのファミリーがいるぐらいでしたが、最近はアオリイカファンが陣取っています。イカは湾内どこでも釣れるようです。ここらは探り釣りでアコウを狙う人もいます。丹念に竿下を探って行けば、中型までなら数が出る釣り場として人気があります。カマスやハマチが回ることがあるようです。WC有。

  4. 早川渡船の海上釣り堀
    歩いて筏に渡れるので楽チン。ここは利用したことがないので、詳しくは問い合わせしてみて下さい。

  5. 原発放水口の「かかり釣り」
    ここは有名です。魚たちの越冬場になっているのでしょうか、水温が下がる冬場に人気があり、予約しないとまず乗れません。40センチクラスのグレ、良型石鯛、スズキ、アオリイカ、青物が竿を絞ってくれるでしょう。グレ狙いならば、ウキフカセで護岸のテトラ周りを狙いますが、石鯛狙いならば流れが速いので、大オモリを使ったズボ釣りが無難と聞いています。ちゃりこの甥っ子は型のいいグレを釣って高笑いでした。最近ではアオリイカ専用のかかり釣りも始めたそうです。詳しくはウミックさんへ。

  6. 湾内の筏釣り
    マニアに人気があります。もちろんチヌ狙いですが、冬場から早春にかけて、良型が数釣れるサヨリ狙いにも人気があります。筏ですとポイントが近いので、ノベ竿で楽しむベテランが多いようです。

  7. 神野浦地区
    音海の反対側に位置します。ここも波止釣り・磯釣り・筏渡しなどがあります。音海に押されてマイナーですが、釣りものは基本的に同じようなものなので、音海が混雑しているときの逃げ場に面白いと思います。

  8. 音海断崖
    内浦半島の沖に面した音海断崖の足元は好磯釣り場です。日本海の磯といえばチヌですが、音海はグレの印象が強い所で、50cmオーバーが出た実績もあります。お薦めのポイントは素晴らしい潮のいく押し回し、数釣りならホソタニ、家族連れならタタミ、一発狙いのカイキョウ、魚影の濃いエイノハナ、チヌならヒナグリ、一本松といったところでしょうか。写真は、毎回裏切られる今戸の鼻でのスナップ。未明からのマダイ狙いが外れて、ふてくされているところ〜もうずいぶん前の写真です(-.-;)y-~~~

まだまだ湾内で狙うマダイの投げ釣りや、船着き回りのメバル狙い、歩いて探るアコウ狙い、船で狙う90cmオーバーのマダイ狙いなど、音海は全域ポイントといっていいでしょう。ここでは全部のポイントや釣り方を解説し切れませんので、ぜひ皆さん研究してみて下さい。

サービスガイド
音海方面で釣りサービスをやっている渡船・餌屋さんです。ポイント図の★マークが下記の場所を表しています(でんぶくさんは国道沿いですのでポイント図には載っていません)。

  • ウミック/磯渡し・筏渡し・沖釣り/朝は5時頃から開いています。冷凍オキアミは常備。休憩所があるのでのんびりできます。原発排水口前のかかり釣りもできますが予約が必要〜確認しましょう。船頭さんが親切〜弁当予約できます。ダイバー向けのサービスもしているみたい/0770-76-1444
  • 早川渡船/釣り堀・筏渡・宿/0770-76-1134
  • 金森渡船/磯渡し・宿/めちゃのんびりしたおっちゃん♪/0770-76-1038
  • でんぶく/国道27号線沿いの餌屋さん。舞鶴方面からアクセスすると高浜に入るまでの右手に見えます。大抵の餌、釣り具はあります。ここの若主人は釣り大好き!
    連絡先 0770-72-3390 http://denbuku.cool.ne.jp/top.html

ふじもっち@京都さんの最新音海情報 10.2001

◆読者の情報
このところ日本海方面から遠のいています。幸い京都のふじもっちさんから最近の情報をいただきましたので、掲載させていただきます。音海はいいなぁ(^o^) 実は最近海釣りをはじめたのですが、ホームグランドが音海なので、わかる範囲で近況など〜ご報告を。

音海といってもポイントは色々あるのですが、専ら先端の大堤防です。7月〜8月にかけては小アジが中心。サビキで一日中釣れました。水深は8〜12ヒロあるのですが、全域小アジで染まっていました。9月ごろから青物が回遊してきて、今年はツバス、シイラがヒットしていました。カマスやシオ(カンパチ)もちょっといたみたいです。大体はライトタックルといった感じで、湾の内側でも釣れていました。その頃からアジは時合いが短くなってきて、朝夕のマズメしか釣れなくなってきました。中層ではカワハギの魚影が濃く、サビキでもエサでもカワハギで鈴なり状態です。

9月末頃からアオリイカもチラホラ見え出してきたのですが、どうも今年は数が少ないのか釣り人が多すぎるのか、釣果はイマイチみたいです。ようやく最近になって釣っている人を見かけるようになりました。場所は堤防の付け根の外向きの磯っぽい所がポイントみたいです。現在は朝夕のマズメに小アジが下層にチョット、中層はカワハギが一日中、サンバソウがチョロチョロ、上層はアイゴ、トウゴロウイワシ、コッパグレとエサ取りのオンパレードです。

明け方にはアコウ(キジハタ)が釣れます。かなり底目ですが、40cm前後も上がっています。まぁフグやチャリコ、ハオコゼやベラ、ネンブツダイも猛攻撃してきますので、エサや仕掛けに一工夫が必要な感じです。根がかりもかなり覚悟する必要があります。掛かると一気に根に潜ろうとします。一気に引き上げてください。それとサビキの小アジを食われることがあります。たいていは水面でばらすのですが…こないだ初めて釣り上げました。カンド〜!! 底目ではウマズラハギの20cm台が昼頃に釣れます。ただしエサ取りが多いので底までエサが持たないので工夫が必要です。それとサヨリはまだ見かけていません。そろそろ来ると思うのですが(^^;

それと9時頃に、おばちゃんが清掃協力金として600円を徴収にきます。その時に車のナンバーを聞かれるので覚えておきましょう。車のワイパーにナンバーを書いた紙を挟んでいきます。その紙を10枚集めると1回タダになるそうです(^^; 釣具店は近くに無いので、27号線の「でんぶく」で買うといいと思います。全体的には素人さんが多いので、平和といえば平和な釣り場です。こないだアイゴをシマイサキと言い張って持って帰った兄ちゃんがいました。大丈夫かな〜(^^;

―ありがとう、ふじもっちさん。また新しい情報お願いします―