DIYホビー専科

釣りのDIY

デジカメで遊ぼ!

以前カメラといえば、一眼レフ、バカちょん、使い捨てと相場が決まっていたけれども、最近ではそれにデジタルカメラが加わり、しかも銀塩フィルムカメラの生産量を上回る勢いだ。2003年の生産量は世界で3000万台を超すという予測だし、携帯電話もご存じのようにカメラ付が大人気だ。これもインターネットの発展にあずかっているのだろう。ここまで普及したのは、やはりフィルムが要らないと云う便利さと、画質の向上、メーカーの低価格化努力だろう。パソコンの世界では、すでに日本は世界の主流から外れつつあるが、カメラの世界ではまだまだ日本のお家芸で、デジカメでも世界のシェア90%を占めているという。

通称デジカメの性能向上は素晴らしい。初期のデジカメの画質は使い捨てカメラのそれを大きく下回る画質だったが、最近ではかなりの品質で、僕のように昔カメラマニアだった人間でも「まぁ使えるかな〜」としぶしぶ云わざるをえない。また毎日パソコンをさわるデザイナーにとっても、デジカメは便利だ。以前のようにフィルムスキャナーから画像を取り出すと云った工程がないからだ。それだけに画質の向上は有り難い。

個人が作るホームページの隆盛も、大いにデジカメの普及に貢献しているだろう。画像を作るのが本当に楽になるからだ。加えてパソコンの高速化、ネットワークのブロードバンド化も追い風だ。画質を落とさずファイルを軽量化するのは、かなりの技と経験が必要だが、最近のブロードバンドなら多少のデータ量でもほいほいだ。道場でも2年前に比べると、最近は結構高画質で画像を作っている。1ページは30k以内でといわれていたのが、嘘のような技術革新の速さである。カメラそのものも、初期は40万画素程度だったのが、最近では普及機で250万画素前後、高級機は600万画素という高解像度を誇るようになった。600万画素など、一般家庭では必要のない解像度で、むしろ処理に困るだろう(笑)

前置きが長くなってしまったけれども、今日はサイトへ投稿したりする釣りマニアのために、ちょっとした写真術のコツを書いてみようと思う。道場でも写真の投稿が結構あるのでお役に立つこともあるだろう。また近いうちに道具拝見BBSと海の写真投稿コーナーを作る予定なので、読者に綺麗な写真を撮るヒントになれば幸いだ。難しいことを書いても仕方がないので、コツのコツだけを箇条書きにしてみる(^^)b

デジタルカメラとフィルムカメラの違いを知っておこう

デジタルカメラはずいぶん性能がよくなったけれども、銀塩フィルムの持つ解像度、色彩再現性には残念ながら、まだまだ及ばない。 しかし家庭で撮るスナップなら充分実用だ。デジカメのメリットはもうご存じだろうから、デメリットを書いてみる。

  1. ラチェードが狭い
    濃淡の再現性が低いと云うこと。だから逆光のように明るいところや暗いところが極端に出るようなシーンでは、色が飛びやすくなる。自然な階調が得られにくいとでもいったらいいのだろうか。デジタルカメラを使うときは、できるだけ順光で素直なシーンを撮るように心がけて欲しい。早い話が、逆光や室内、ストロボ、べたっとした色調の変化がない対象(雪景色・夜景)、グラデーションのような対象(夕焼けなど)は、あんまり綺麗には撮れない。

  2. ノイズが出る
    暗いところでビデオを撮ると、画面がざらざらして汚くなるね。デジタルカメラも同じ理屈でノイズが必ず出る。最近は目立たないように処理をする機種もあるけれども、夜景を撮るつもりなら、フィルムカメラを用意した方がいいかも。

  3. 広角が苦手
    受光体の関係で、デジタルカメラは一般の35mmカメラと同じレンズを使うと、画角が狭くなる。つまり望遠レンズは作りやすいけれど、広角レンズは苦手と云うこと〜スナップには広角〜標準系のズームレンズの方が適しているのだが、一般的なデジカメは、標準〜望遠系のレンズなので、本当のカメラ好きには辛いものがある。


一味違う写真を撮るコツ

周りを見ても、写真を撮るのが上手な人と下手な人がいるね。幸い最近のカメラはピンぼけというのは少なくなったけれども、やはり不味い写真は不味い。ちょっとしたコツを覚えておこう。

  1. 一歩踏み込んで撮ろう
    プロの撮った写真というのは、どれも対象が明確だ。つまり余分な要素がすくないということね。フレーミング(画面構成)がしっかりしているということだ。アマチュアが撮ると余分なものが多いね。「あれ〜汚い親父が端に写っている?!あぁ〜せっかく彼女の可愛い表情を撮れたのに・・」
    人間の目というのは良くできていて、実は望遠にも広角にもなるという素晴らしい性能を持っている。もちろんカメラのようにズームなどしないけれども、集中してみる範囲のみにピントがあい、無意識に周囲の余分なものを排除しているのだ。だからファインダーで見ていてOKだと思っても、後で写真を見てみるとごちゃごちゃ周囲のものが写り込んでいるというわけ。肉眼とカメラの一番の違いは、見なくていいものは見えなくなる肉眼と、見える範囲は必ず写り込むカメラの差だと言ってもいい。
    大抵の人は写真を撮るとき、後ずさりする人が多いけれども、反対に一歩踏み込むと、余分な背景が写り込まなくなるし、主題も明確になる(^^)b

  2. 望遠を喜ぶな 遠くより近くを
    素人が喜ぶから、望遠ズームそれも高い倍率の望遠レンズをつけて、メーカーは発売しているけれども、実際のシーンで望遠を使うケースはとても少ない。せいぜい子供の運動会と動物園ぐらいかな(笑) 望遠レンズは機構上どうしてもシャッターが遅くなるので手ぶれがでやすいというデメリットもある。余分なコストだから、単焦点のレンズより画質は落ちる。
    元々写真の下手な人なら、安易に望遠レンズを使っても効果は期待できない。レンズを動かすより、自分の足で対象に寄ってみよう。その方が迫力のある写真が撮れるぞ。遠くのものを撮るより、近くのものを撮ることも覚えて欲しい。望遠レンズはご存じのように背景がぼけるという効果があるので、人物のポートレートなら、とても甘い写真になる。彼女がモデルのように見えるぞ(^^)b

  3. いつも太陽を意識しよう
    綺麗な写真は綺麗な光から生まれる。 プロのカメラマンはいつでも太陽を計算している。撮りたい写真に綺麗に光が回っている時にシャッターを押せば、もうそれだけでそこそこの写真は撮れているはず。ちょっと雲の切れ目を待ってみたり、モデルの顔を陰にならないよう声をかけるとか、工夫をしてみよう。部屋の中なら照明が太陽だ。同じように考えると、室内でも綺麗な写真が撮れるぞ。

写真術にはまだまだ色々なテクニックがあるけれど、とりあえずこれだけ覚えておくだけでも、あなたの写真は生まれ変わるはず〜ぜひ実践してみて下さい(^^)b

上手に魚を撮るコツ

良型を釣ったら、記念に写真に撮っておこう。綺麗な写真なら投稿先の管理人も喜ぶぞ。上手く撮るヒントを書いておこう。

  1. 太陽を背にして、綺麗に魚に光を当てよう。
  2. 曇った日なら日中ストロボが賢い。やり方は簡単なので、取扱説明を読んでみよう。たいてい書いてあるはず。
  3. 接写するイメージでレンズを近づけよう。画面一杯に撮ると迫力が出るぞ。
  4. 室内ならストロボと考えがちだが、屋内照明だけの方が自然に撮れることも多い。蛍光灯なら青みがかかるので、後で画像ソフトでレタッチしておこう。ストロボオンとオフで、両方撮って綺麗な方を選ぶのも賢い方法。
  5. 暗い場所でストロボを炊かずに撮る場合は、手ぶれが出やすくなるので、カメラをしっかり持ち、脇をグッと締めてシャッターを押そう。
  6. 魚の背景を一考しよう。ステンレスの流しや汚いまな板ではせっかくの写真も淋しい。大きな皿に載せるとか、撮影用の板を用意しておくとか、何か工夫してみよう。※下の写真はその一例
  7. 魚の顔は目が左になるように置くのが普通。カレイだけは反対ね。
  8. ヒレは指先で丁寧に伸ばしてやろう。これだけでも姿がよくなる。魚拓替わりに撮る写真なら、小さなピンでヒレを伸ばしておくテクニックもあるぞ。

紙面が尽きたので、データ作りのヒントは次回(^^)b