DIYホビー専科

釣りのDIY

ブツエビの屋外飼育

播州の読者尺春告魚さんから、当地でポピュラーな釣り餌ブツエビの飼育方法をレクチャーしていただきました。ブツエビというとなにやら曰くありげですが、いわゆるモエビの仲間で、熱帯魚屋さん(苔取りの名人)の店頭でも見ることができます。エビ自体の飼育はそう難しくないと思いますが、尺春告魚さんの飼育は屋外(ベランダ)で飼おうというもので、スペースのない人にピッタリです。孵化にも成功されています(実は大変難しい)。モエビの仲間でしたら応用が効くと思いますので、興味のある方はぜひチャレンジしてみて下さい。以下、原文のまま。

尺春告魚さんの飼育法

きっかけ♪
ブツエビ(学名:ミナミヌマエビ) 中部地方以西の河川に生息する体長2〜2.5pの小型のエビです。6〜7月頃、抱卵し2〜3ケ月で成熟します。親エビは産卵後、水温の上昇とともに死んでいきます。寿命は約1年位のようです。飼うきっかけはメバル釣りで余ったブツエビを持ち帰り、室内の水槽に入れての飼育、産卵時期に孵化はするのですが1ヶ月位で死んでしまうの繰り返し。今考えると、水の環境がよほど悪かったみたいです、4年前我が家のバルコニーに花菖蒲がバケツに植えてあり、よく見ると水草も生えて水もきれいではないか、「これや!」ということで屋外で水草の生える自然な環境をつくることにしました。直射日光があたり、苔や藻も自然に生えてきて、光合成が行なわれ酸素も出来ているようです。

水槽づくりと飼育の方法

水槽づくり
用意するもの:ポリバケツ(直径30p)、砂、小石3〜5p10個、10p大3個、
  1. 砂や小石は釣行時に海より持ち帰り下さい。
  2. まず砂を2〜3回水洗いし干したものをバケツに10pほど入れ、小石を敷並べま
    す。その上に隠れ家用に10p大の石を、底に隙間が出来るように置きます。
  3. 市販の水草を植えますが、ホテイ草だけはやめてください、冬に根が枯れてヒゲ状になり水槽を汚してしまい、掃除が大変です。
  4. カルキ抜きした水道水を入れて10日以上置いて出来あがりです。
飼育
  1. ひとつの水槽で20匹位のブツエビを育てます。たくさん入れてもだめみたいです。
  2. エサは何でも食べます、苔、藻、ご飯粒、金魚のエサ等雑食です。私はご飯粒を週に1回5〜6粒と、金魚のえさを2、3日おきに与えています。
  3. 苔を好んで食べますので、エサはあまりあげなくて良いみたいですねぇ、その方が水槽が綺麗になります。
  4. 注意事項としてエサは入れすぎない様に、水質の悪化になります。必ず食べ残しがないか、確認してからあげてください。
管理
  1. 水の管理が一番難しいところです。基本的に水の入れ替えはしません。蒸発した分を足してやるだけで十分です。水道水を1週間以上置き水したものを使います。
  2. 赤ちゃんエビの入る時は水道水を直接入れたら全滅しますょ。市販のカルキ抜き溶液もありますが、高価だし加減が解からないので使用しておりません。
  3. 水槽の掃除ですが、月二回位水槽を掻き混ぜて、白いネツト(釣り用)で糞や食べ粕、脱皮殻をすくいとるだけです。掃除をすると、また水が綺麗になります。
真夏の管理
  1. 夏になると水温が上昇しますので対策が必要です、バケツの底に断熱材の発泡スチロールを敷きます(これは1年中)。水槽の上にはスダレを掛け、常緑樹の観葉植物(ベンジャミン等)を置き木陰をつくってあげます。
  2. あとボーフラ対策として、メダカを入れてみたのですがこれも良し悪しです。効果はあるのですが、産卵時期がいっしょの為、隔離したりで大変です。
エビの回収方法
  1. 水槽をよく掻き混ぜ、グリーンのネットですくいます、白いネットは怖がるので、グリーンがいいようです。(ぺットショップにあります)。
  2. 掻き混ぜた時に黒い布を入れたら、エビがつかまりますので布ごとすくって下さい。

水槽が二つあるのは、初冬から春にかけてのメバル釣りで潮の悪い日にエビが余るので次回釣行日までのストック用です。我が家で育ったエビは、片方の水槽に入れて釣りには持って行きません。1月〜3月中旬の間は水温が低いので、ひとつの水槽にエサ用を150匹程入れても大丈夫です。以上、ブツエビの簡単な飼い方でした。皆さんも飼育生活いかがでしょうか♪

とっても楽しそうで、しかもお手軽にやれそうです。
ありがとうございました。尺春告魚さん(^^)b