笑魚のB級コラム

B級コラム

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小浜沖波高し!玉砕の巻

去年、日本海での大漁に味をしめた奈良の友人から、再び遊漁船を仕立てた釣りのお誘いがあり、一泊二日の旅へ今年もいそいそと出かけることになった。ずいぶん釣りから遠ざかっているので、嬉しいお誘いである。冠婚葬祭以外は、仕事の注文ですら断るという引きこもり夫婦なので、たまには外気に当たらないとカビが生える。といいつつ当日の朝、早めに起きてみたら、いつまで経ってもちゃりこが起きてこない。「いつまで寝とる気かいなぁ〜」仕事に遅れても、遊びで遅れたことはない管理人としては先が思いやられたが、果たして今回の結果は…

ワカメ小屋吹き飛ばされる!

昼過ぎに小浜に着いたときは、こぬか雨模様だった。釣りをしない初日は例年バーベキューである。秘密の浜にある全天候型のワカメ小屋(というか〜ただの掘っ立て小屋)で、みんなでわいわいというのが楽しい催しなのだ。しかし旅館から入った知らせによると、なんと!このワカメ小屋が台風で飛ばされてしまったという。つまり全天候型バーベキューができなくなったのだ。以下は女将と友人の会話。

「せっかく楽しみにしてはったのにねぇ〜」
「残念ですぅ・・・」
「よかったら、うちの裏庭でやりますぅ〜?」
「うっ・・・」

盆栽見ながら、バーベキューなんかできまっか!とまでは、さすがに云わなかったらしい(笑)。しかし僕が考えるには、本当の所、毎年胡散臭い連中がワカメ小屋で騒ぐから困るという苦情で、漁協が撤去したのだと思う(爆)。写真はワカメ小屋があった漁港の風景。アオリファンがよく通ってくる。

若い人には未来がある…かも

仕方がないので、今年は小浜フィッシャーマンズワーフで食べ放題1600円の昼食となった。フィッシャーマンズワーフなので、肉抜き、魚介バーベキューとなる。実は、ビンタを張られるとイヤなので黙っていたが、肉のないバーベキューはバーベキューではない。おまけにひなびた塩干メニューが多いので、K女史は「ご飯が欲しい!」と言い出したぐらいである。ビールではなく、ご飯が欲しくなるバーベキューはいけません。でも若狭ガレイは美味しかった♪

それもこれも、万事を仕切る幹事が、気配り目配りが抜群だった去年までのF君から、マツケンサンバを踊るしか能のないI君に替わったせいか?頑張れI君、ツアー成功の可否は君にかかっている! ところで、所長に事務所の新人というH嬢を紹介していただいた。所長曰く、なかなか要領がよく、先々期待できる新人という。たしかに若さに似合わず、挙動にそつがない。ふくよかな美人でもある。先輩I君危うし!

F君が脇にやってきて…
「実はI君は、今日遅刻をしたのですよ♪」
「えっ!幹事の癖に遅刻とは〜けしからん。仕事の約束ならまだしも、遊びに遅れるとはもってのほか!」
「おまけに、トイレに忘れ物をして、社長に取りに行かせたのですよ♪」
「げっ!意外と大物かも知れない・・・」

フグづくし♪カニづくし♪

ここ数年、恒例日本海ツアー夜の部は、カニづくしフグづくしである。去年は残念ながら、台風でフグの養殖生け簀が流され、フグは出てこなかった。「フグが助かってよかった♪」という訳の分からない?意見もあったが、やはりフグに勝る魚はおらんというのが、魚好きの通り相場。食い意地の張った管理人は、カニよりフグを強く熱く愛す。せっかくだから、当日のメニューを紹介しておこう。ふふふ♪

翌日釣行本番、天気晴朗波高しだが…

天気予報は「曇りのち晴れ、波高2.5m北西寄りの風やや強し」という卦だ。ここらの海で2.5mといえば、もういけない。湾内でしかやれない。案の定、船に乗り込むと船頭さんが「風が強いもんで湾内でやりますぅ〜」ときた。安全もさることながら、素人が多い我が爆釣軍団は船酔い集団でもある。無理に沖に出ても、すぐ帰ってくるのが関の山だ。ここは船頭さんに素直に従うのが、よい子の定め。

「は〜い、降ろしてくださぁ〜い」

船頭さんの号令一過、全員の仕掛けがスルスルと海へ。中にはもたもたというメンバーもいたが、名誉のため名前は伏す。

「ぎゃっ!仕掛けが余る!」

コマセカゴが浮いてしまって、仕掛けが立たないではないか。ハヤブサ特製「山陰真鯛仕掛け」が役に立たない。仕掛けの全長は12mだから…

「船頭さん、水深10mないのとちゃう〜〜」
「あんたらの仕掛けは使えんわ、ぷい!」
「ひょえ〜〜」

ここは、さっと仕掛けを交換しと言いたいところだが、なんと前日ちゃりこと…
「船仕掛けは滅多に切れんし、面倒やから買い置きの奴でいこか」
「そやそや、余分に買うても使わへん♪」
という貧乏人丸出しの会話を交わし、短い仕掛けを用意しておかなかったのだ。

う〜ん、どうしよう?「仕掛けを切るわけにもいかんなぁ〜」と中途半端な仕掛けで続けていたが、管理人二人はともかく、周りに全くアタリがでない。エサ取りの気配もない。幸い風はないので釣りやすいのだが、潮色がいまひとつで流れも悪い。嫌な予感がする。こりゃ早々に移動やな。※写真は、釣れないとすぐタヌキ寝入りをするちゃりこ。足元のコンテナが空であることに注目(爆)


移動、移動、移動の嵐

なんとか釣らせてやろうという優しい船頭さん、あちこちポイントを移動しては、魚探で探る。しかし14名全員で鯵一匹という貧果では打つ手なし。管理人が、一人だけ美味しい思いをしてやろう♪と秘かに用意した烏賊タン餌の出番も全くない。

「仕方ありませぇん!ちょっと揺れますがぁ〜沖に出てみますぅ〜」

船は小浜湾を出て高浜沖へと移動。うねりが残っており船は大きく上下する。沖釣りらしさが出てきたぞ。水深50mのマイクの声に応え、50号オモリに付け替えた。降ろした一投目で、いきなりピピッとアタリが。分かりやすいチャリコ(小鯛)のアタリだ。引きを楽しむにはほど遠いが、まずは笹漬けサイズを続けて上げる。去年よりかなりサイズが小型だが、贅沢はいえない。

←立っているのは熱血Tさん。なんと初めから終わりまで揺れる船上で立ちっぱなし。ひたすら穂先を見つめる眼光には、鬼気迫るものがありました。女性陣は年齢順(上?下?)にダウン!元気な人だけ残りました。母は強し!社長は前日指をドアに挟まれ重傷!しかし包帯を巻いて最後まで頑張りました。

そうこうするうちに、クックッと断続的なアタリが〜アジのアタリだ。サビキが威力を発揮してと言いたいところだが、小鯛鈎だから鈎外れが連発。時折30cmクラスの良型が混じるのが救いだ。「これは嬉しいタタキサイズ!たくさん神戸に持って帰らねば♪」と、真鯛チャレンジなどあっさり忘れ、小物釣り師へ変身(汗)。
↓写真は珍しい管理人のブロマイド!下柳風の無精髭がナイスよ〜と思った人(女性のみ)は早めに右クリックでダウンロードして下さい(爆)

さすがにうねりが残る沖に出たので、船酔いダウン続出。頼みのアネロンの薬効にも限度があり、続々と戦友達が担架で運ばれ船内ERへ。もちろん薄情な管理人は戦友の危機など知らぬ振りで釣りを継続、「情けは人のためならず!」などと放言したら、強烈な根かかりで、一つしか用意してこなかった仕掛けを海に取られた。あぁ〜情けは人のためならず、神様、性根の腐った釣り人をお許し下さい。

小アタリがちょこちょこ出ていたが、アタリが途絶えたのを機に再び、湾内へ戻った。少しアジを追加してちょっと遅めの納竿。船酔い連中は息も絶え絶えだったので、ホッとしたようだが、肝心の船頭さんが客に釣らせることができなかったので悔しそうだ。見た目より親切な親父みたい、ははは。

→リストラが近いことも知らずに、気楽にVサインを出しているI君♪。花の所長(鬼という人も多い)はこの後ダウン。男にゃ強いが波には弱いのぉ〜

釣れなくても釣りは楽しい…は嘘よ!ははは

残念ながら、昨年とはうって変わり、今回の釣行はなんとか坊主を免れた程度の釣果で終わった。楽しい記事を期待?していた読者の皆さんには申し訳ない。「泣く子と嫁と天候には勝てない」というのは古来からの格言である。うねりが残る沖では結構いいサイズのアジが来たので、あれをバンバン釣りたかったなぁ。まぁ、ここは「明日があるさ」ということで引き下がろう。次回は「大爆釣!釣った魚の重みで船がなんと転覆、脳天気な釣り客全員遭難!」ぐらいの見出しが京都新聞に出るよう、みんなで頑張ろうぜ(^^)b


みなさんご苦労様でした。また頑張りましょう♪
F君はガマできっちりコーディネイト、あぁ勿体ない〜プッ!

特別付録


数はともかくサイズが…


でもちゃりこ特製のタタキは最高でした♪