笑魚のB級コラム

B級コラム

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2002年に使いたいもの

西暦2001年…子供の頃夢見ていた手塚治的21世紀ユートピアは現実のものにはならず、民族紛争、情報革新などめまぐるしく世の中は回って行くばかりでした。釣り具メーカーも大変なご時世になりました。簡単に釣られるようなうぶな釣り人が減ってきていますから、商品開発に工夫を凝らさなくてはいけません。おまけにいまの若い人はいわゆるスーパーコンシュマーですから、実用性・ファッション性・価格にアフターまでチェックします。ちょっと気の効いたものを作っても、情報時代ですからすぐに真似されます。ライバルは国内よりむしろ海外が価格に加え、品質でも脅威になってきています。メーカーのえらいさん達は、のんびりしていた時代をさぞ懐かしんでいることでしょう。最近は新しい商品を見ても特に心を奪われない管理人ですが「これはいいなぁ、使いたい」と思っている商品はあります。年末を迎え、ボーナスの使い道に困っている皆さんへご紹介してみましょう。使ってみたいと思っているだけで、使ったわけではありませんからね(笑)

外ガイド竿が頑張っている

竿はすっかりインナーガイドになりました。中通しは確かに穂先絡みがないという点で素人には便利だと思います。しかしあの重さは辛いですね。軽いウキも使えません。まぁいくら進歩しても理論上は外ガイドが有利です。メーカーもそこらをわかっていますから、インナーガイドの普及が一通り終わった現在、魅力的な外ガイド竿の商品を出してきています。笑魚がいいなぁと思っているのはズバリ…

SIMANO/鱗海EV1号4.5m

1号調子で4.5mという長さは波止なら万能です。軽量ULガイドというのが嬉しい。糸絡みが激減するはずですから夜釣りはバッチリ。自重130gというのは中通しでは実現不可能。外ガイド式は重量バランスが手元寄りになるので、重量差以上に軽く感じるでしょう。チヌ調子ですが、穂先は0.9mmとしっかりしていますからかなり手荒に扱えます。合わせライン、ノンコンタクト塗装、プッシュバー付きステンレスシートなどスペックも充分です。なにより嬉しいのが21500円という価格です。実売なら15000円足らずで購入できます。小物のメバルからチヌ、スズキまでこれ一本で遊べます。波止で使う手頃なウキ釣りの竿を求めている方にピッタリですね。

短竿で遊びたい…

神戸港は空港埋立で潮がすっかり変わってしまいました。以前より釣れなくなっています。ということで笑魚も好きだったウキ釣りはグンと出番が減り、地元では短竿一本の釣りになりつつあります。この方がお土産付きですから(笑)ちょっとオモリが乗る関西流ヘチ釣り竿を物色していたところ、こいつが目に付きました。竿を振って見たらしっかりしていて、穂先も粘りがありいい感じです。普及品ですがSIMANOですから作りに難はありません。

SIMANO/愁波硬調2.1m

筏竿ですが、穂先が筏竿にすれば0.65mmと太いのが特徴です。いわゆるボケや丸貝用の本調子です。静止した筏釣りと違って波止にはこの位鈍な方が扱いやすいです。かかれば重みが乗ってくる竿だと思います。カーボン比率を押さえた作りですから自重が125gと少し重めです。これならスズキや大チヌでもびくともしないでしょう。これも定価12,600円、実売なら9000円足らずでリーズナブル。ヘチなら本当は2.4mは欲しいのですが、元来筏用ですから最長2.1mです。現在使っている竿がちょっと腰弱なので「よしこれを買おう」と思っていたところ、ある方の好意で和竿を入手できましたので、この竿を試すことはありませんでしたが、短いヘチ竿の購入を考えていられる方にお薦めできます。同じ値段帯の筏専用メーカーのものより、調子の好みはともかく作りはずっと丁寧ですね。

波止で使える高級LB

細糸でスリリングな取り込みを味わいたいなら、一度レバーブレーキ付きのリールを使ってみて下さい。あなた任せのドラグよりも、大物とのやり取りを堪能できるはずです。レバーブレーキを使うと竿さばきも変わるはずです。しかし以前のLBは使いこなしが難しく価格も高かった(泣)笑魚も3台ばかりLBを使ってきましたが、ピカイチのSIMANOの旧型BBXは価格もピカイチでした。長年使ってもうぼろぼろになりましたが…。最近ではダイワを始めとしてずいぶん簡単機構になりました。これなら初心者でもすぐ使えるはず、やりとりという言葉はLBを使ってこそ実感できるはずですよ。数ある中でも笑魚のお薦めは最新BBXです。

SIMANO/NEW BB-Xテクニウム
ダイワよりも使いにくかったオンオフシステムが劇的に改良されました。これなら初心者でもすぐにLBの恩恵を受けられるでしょう。波止やチヌなら2号を150m巻ける2000番がお薦め。替えスプールが1個予備で付いていますし、スプールを買い足せばもっと太い糸も巻けます。有り難いのは価格が大幅ダウンしたことです。実売価格で4万円足らずで買えそうです。LBのよさは糸の出し入れだけでなくスプール交換、エサ付け、仕掛け交換、タモ入れなど、様々なときに実感できます。いいリールを買おうかなと思っている方は一度手に取ってみて下さい。

大物狙いのブッコミならこいつ

これは珍しいブッコミ専用の大型スピニングです。10号ラインを巻いて超大型タマミ・コロダイと勝負するリールです。こいつで南紀の地磯から夜釣りで70オーバーを上げるのが管理人の夢です。ちゃりこがこいつの小型版X-BRTを2台持っていますので、使い勝手はよくわかっています。優れものです。

ダイワ/スポーツマチック-Z-BR
カゴ専用投げリールのようなごつい恰好をしていますが、リール後部のつまみとレバーにご注目下さい。レバーはクラッチです。クラッチをオンにすると通常の状態。オフにするとスプールが回転し、魚の引きに釣れて自由に糸が出るようになっています。つまみはその糸の出を調整するものです。仕掛けを投げ込んだらクラッチをオフにしてアタリを待ちます。大当たりが出ても糸が出ますから、食い込みに優れます。竿を持って行かれる心配もありません。リールが逆転すると音も出ますので、よそ見をしていても安心という3拍子揃った賢いリールです。難点は生産台数が少ないからでしょうか、ちょっと高い〜実売25000円程度。この手のリールは、元々は大鯉狙いなどに使われていましたが、最近は食い込みの良さに注目され、アオリイカ釣りにも使われているようです。

片軸リールの名器が進化

短竿につけるリールとなれば上向き装着の両軸リール、下向き装着の片軸リールか太鼓リールになります。片軸リールといえば名器ダイワST44にとどめを指しますね。もうずいぶん古い商品ですが、いまだに生産ラインから外れず改造マニアや改造パーツが出回るなど、根強い人気を誇っています。管理人も1台持っていますが、左右兼用で価格も安く、両軸リールの機能性と太鼓リールのシンプルさを併せ持ついいリールです。

ダイワ/VIKING 極 50
このST44をブラッシュアップしたのが極50です。プラスチックだったボディをアルミオールマシンカットに化粧替えし、2ベアリング支持の大口径スプールに換装しています。大口径になっていますから、サミングが命の下向きリールの良さがますます向上していますし、定評のあったスプールフリーもさらに磨きが掛かったようです。この商品でも、またもや改造パーツが出回っているようです。それだけマニア心を刺激するシリーズのようです。価格はオープンです。しかと覚えていませんが、以前見たときは2万円ちょっと程度で売られていたようです。コレクションしたいアイテムの一つですね。

タモこそいいものを…

竿は好みがありますので、安いものでも長年愛用することはありますし、高価なものでもピンとこなければお蔵入りになります。リールは機械ですからそれなりのものです。しかしタモはいいもの=高価なものをお薦めします。盗難にあってしまいましたが管理人が愛用していたIsoLimitedのタモは高いだけあって、本当に素晴らしい使い勝手でした。なくした後はしばらく気落ちしていたぐらいです。

SIMANO/PROTECH 玉ノ柄
久しぶりに欲しいタモがSIMANOから発売されました。超ハイスピードフィニッシュを実現するという4本半仕舞のタモの柄です。IsoLimitedも4本継ぎで振り出しは抜群でしたが、長いので竿ケースに入らず往生しました。4本半という変則継ぎで、性能の維持と携行の問題をクリアしたようです。重さは5mで345gと軽い!〜シマノですから魚をすくってもだれないはずです。使用頻度の少ない肩ベルトを外して代わりに荷掛けリングを取り付けたのは、実釣向きで賢いですね。

これに組合わせたい玉網は、同じくシマノの40cmチタンワンピース。以前はなかったと思いますが発売されたようです。小さいと思うかも知れませんがスズキぐらい充分すくえます。ちょっと皆さん玉網が大きすぎるようです。すくうのが下手と宣伝しているようで却って恥ずかしいです。小さいのがお洒落です。馴れると水の抵抗が少ないので大きいものより使いやすいでしょう。付属で付いてくる玉網も良心的な品質です。このセットが欲しいな〜ちょっと高いな(-_-;)

ウキは面白い

最近はいい棒ウキがないので、笑魚も適当なウキでお茶を濁しています。しかし最近「これなら使いたいな…」というウキを見つけました。小物から大物狙い、凪から波気のある日まで万能的に使えそうなウキです。

釣研/波止セン
細身のカヤ製、長さは0.5号で350mmですから中型ぐらいになるのでしょうか。使いやすいサイズです。高浮力のカヤですから見た目よりオモリが仕込まれているはずで、結構飛距離は出るはず。肩にすこし浮力を残した設計になっていますから、感度のみを追求したフォルムではありませんが、潮乗りや安定性にもそこそこ優れた中庸的な性能を発揮してくれそうです。シェイプを見るとちょっと低重心過ぎるかも知れません。あんがい見た目よりふらつきやすいのです。潮受けはいいはず。まぁ使ってみないとわかりませんが…。視認性の高いトップにはケミホタルも付けられます。実戦ではこういうウキが使いやすいモノです。とりあえず0.5号と1号があれば間に合いますね。色目もお洒落で、クラシックなカヤウキをモダンにリメイクした力作といっていいでしょう。メバルからチヌ、スズキ、フィールドを問わずなんでもやれそう。

釣研/磯セン
波止センと一緒に発売された磯センというウキも、同じコンセプトで面白い商品です。同じようなフォルムですが、グンと寸詰まりになっています。オモリがたくさん仕込まれているので、小型にも関わらず飛びそうです。浮力は0号から0.5号まで5機種ラインナップ。フカセ釣り専用ですから重いオモリ負荷のものはありません。なぜこれが欲しいのか…すばりウキ止めをつけないスルスル釣りをやってみたいのです。寒の時期、タナを求めて円すいウキの全遊動釣りを磯でよくやりました。これから寒くなる時期に波止でもやってみたら面白いのでは…と思っています。スルスル釣りに向いたウキはどしっとして自重があり、ふらつかないウキが向いています。浮力も正確に余浮力が調整されたモノでないといけません。となるとシビアに管理されている磯釣り用に限ります。まぁ一度チャレンジしてから、皆さんにご報告しましょう(笑)